こんにちは。オランダ屋スタッフブログです。
寒くて乾燥した冬がやってきました。皆さん、しっかりと乾燥対策はできていますか?
保湿ケアといえば、顔なら化粧水や乳液、手やかかとにはハンドクリームやボデイクリームがパッと浮かびますよね?でも冬場は、それらをちゃんと塗っているのに肌のカサカサが止まらない!という方も多いのではないでしょうか?
今回は、保湿ケアを行う上で大切な基礎知識を解説したいと思います。
これを読み終われば、今年はカサカサ知らずの冬を過ごせるはず!早速行ってみましょう♪
エモリエントとモイスチャライザー
基礎知識といいつついきなり横文字で小難しい!と思った方、、、すみません。(笑)
でもこの2つの用語の意味合いをしっかり理解できれば、保湿の基礎はマスターです!
少しイメージしやすいように、図を見ながら解説します。
保湿成分には大きく分けて、エモリエントとモイスチャライザーの2つがあり、それぞれ違った役割を持っています。
まずエモリエントですが、これは図でいうと「皮脂膜」の代わりとなるもの。
お肌の表面では、皮脂腺から分泌された脂が油膜をはってベールのように肌を守っています。これが不足すると角質層があらわになり、水分の蒸発をゆるしてどんどん乾燥が進行するのです。
エモリエントは、この足りない皮脂膜を補ってくれる存在です。要は、フタですね!
つづいて、モイスチャライザーについて。
図でいうと「セラミド」や「天然保湿因子(NMF)」の部分に働きかけるものが、モイスチャライザーです。つまり、角質細胞内の水分量をアップさせる成分です。エモリエントがフタをするものだったのに対して、モイスチャライザーは「細胞の中」に潤いを与えるものになります。ちなみに細胞内の水分量が低下すると、細胞のサイズや形そのものまで不揃いになり、キメが荒くなったり小じわができたりと、美容面でもダメージは図り知れません。
どちらが不足しても、乾燥は進行する
エモリエントとモイスチャライザーではそれぞれ役割が違うことが分かりましたね。
この2つのキー成分ですが、ポイントはどちらも補わないと意味がないということです。
エモリエントだけ補っても、細胞内の水分量はさほど回復しませんし、モイスチャライザーだけ補っても、フタをしなければ蒸発してしまいます。
つまり「塗っても塗ってもカサカサが治らない」という場合、エモリエントかモイスチャライザーのどちらかが補えていない可能性があるのです。
保湿アイテム選びのコツ
エモリエントとモイスチャライザーの両方を使うことで効果的に保湿出来ることが分かりました。とはいえ、化粧品の裏の表示をみても残念ながら「エモリエント」や「モイスチャライザー」の文字は載っていません。
ですが、安心してください♪
おおよその目安として、
1群・・・化粧水・美容液・パック はモイスチャライザー(水っぽいテクスチャー)
2群・・・クリーム・乳液 はエモリエント(べたつきが残るテクスチャー)
と認識しましょう!つまりこの1群と2群を両方使ってケアすれば、効果的に保湿できるという訳です☆
お顔のケアは、1群と2群を組み合わせている方が大半だと思いますが、手やかかとなどはクリームのみという方が多いのではないでしょうか?冬の間はボディにも化粧水などを塗ってからクリームを使うことで、しっかり保湿できますよ。
お顔のケアでも、オールインワンジェルのみという方は注意です。また、乳液はエモリエントとモイスチャライザーを兼ねている商品も多く、エモリエントとしては弱いことが多々あります。乾燥シーズン中は、オールインワンジェルや乳液のあとに、フタとして機能する「こっくり系のクリーム」をプラスするのがおすすめです♪
\高いエモリエント成分が魅力!/
SOSクリーム(PENATEN)
\モイスチャライザーのお勧めはコチラ♪/
モイストロックローション(iskinclock)
いかがでしたか?
普段のケアでなかなか乾燥が改善されない方は、保湿アイテムの組み合わせをぜひ見直してみてください♪
以上、オランダ屋スタッフブログでした!!