みなさまこんにちは、オランダ屋スタッフです。
少し前ですが、10月1日にたばこ税が値上がりしましたね。かくいうスタッフもタバコを吸い始めて早10年。
今までで何円タバコに費やしたか計算する、なんて野暮なことはしませんが「まだ大丈夫」と先延ばしにしていた禁煙がお財布の圧迫によって現実みを帯びてきたことをひしひしと感じます。
そこで今回は「禁煙」について、メリットや方法など多角的な視点でじっくり考えていこうと思います!
まずは「絶対やめる!」の気持ちを持つところから
禁煙グッズを使えばスグにタバコをやめられる …ワケではもちろんなく、それには強い意志が必要です。
日本医師協会(※)によると、
・女性特有のがんだと、閉経前乳がん3.9倍、子宮頸がん2.3倍
さらに、20歳より前に喫煙した場合、男性は8年、女性は10年も寿命が縮むとの結果も!
▶しかしご安心を
40歳までに禁煙すれば喫煙前の寿命を取り戻すことができ、50歳、60歳で禁煙した場合も寿命を延ばすことができると言われています。禁煙を始めるに遅すぎることはありません。
※参照:https://www.med.or.jp/forest/kinen/damage/
ニコチン中毒はなぜ起こる?
禁煙するためにはまず、ニコチンを体が欲してしまう体と脳のメカニズムを理解することが大切です。
初めてタバコを吸ったとき、「美味しい」と思いましたか? 「苦くてまずい」と思った方がほとんどのはず。 なのに今は、仕事終わりの一服がと~っても美味しく感じますよね。
これは、タバコを吸い続けていくうちに脳に 「ニコチン受容体」という神経の仕組みが生まれることが原因です。
ニコチン受容体がニコチンを受け取ることで快楽にかかわる物質「ドーパミン」が放出されます。そしてタバコを美味しいと思わせるように働きかけるのです。
また、ニコチンには興奮作用や鎮静作用もあり、例えば、少量の場合は血管収縮や血圧上昇に作用しますが大量になると、それらを抑制し副交感神経が優位になります。リラックスしたり、集中力が高まる感覚はそのためですね。
タバコを吸い続けるうちに、「ニコチン受容体」がニコチンを欲するようになり、知らず知らずのうちに「ニコチン中毒」に。
禁煙時にイライラしたり、集中力がとぎれるようになるなどさまざまな離脱症状が現れてしまうのです。
定番のニコチンパッチやニコチンガム
そこで出番となるのがニコチンガムやニコチンパッチ。
これらは禁煙時の離脱症状を軽減するほか、 「タバコを吸う」という喫煙習慣を改善し、 徐々にニコチンの摂取量を減らすことで禁煙に導くアイテムです。また、タバコではないのでタールや一酸化炭素などの有害物質も含んでいません。
しかし、パッチやガムを使いながら喫煙するなど、ニコチンの量を増やしてしまう行為は絶対NGです。
またタバコを吸わなくなっても、ガムにニコチン依存が引き継がれてしまったケースもあるよう…。ニコチン置換療法の仕組みをきちんと理解し、適切な使用を心がけることが大切です。
ニコチンを含まない禁煙グッズ
ここ数年、新しい禁煙グッズとして注目されているのが、チャンピックスなどのニコチンを含まない経口禁煙補助薬。
これは、有効成分のバレニクリンが 脳内のニコチン受容体そのものに作用し活性化させることでニコチンが作用しているような状態をつくりだすというもの。
バレニクリンがニコチン受容体を占めている状態だと、タバコでニコチンを摂取しても満足感が得られず、 吸いたい気持ちを抑えてくれるうえ、タバコを吸っても不味いと感じるようになるのです。
しかし、必ずしも全員に効果があるわけではありません。
吐き気などの副作用をきちんと理解することや、12週間のプログラムをいかにしっかり管理できるかが成功の分かれ道のようです。
オランダ屋ではニコチンパッチ、ニコチンガムはもちろん、チャンピックスの取り扱いもございます✨
今後も止まらなさそうなタバコの増税に加えて、昨今のタバコ規制でますます喫煙者の肩身は狭くなっていくばかり。ぜひ、オランダ屋の商品で禁煙に挑戦してみてくださいね!