こんにちは。チョコレート好きのオランダ屋スタッフです。
以前のブログでチョコレートの規格の話をしましたが、相変わらずコンビニなどで新商品をチェックし、吟味する楽しい毎日を送っています。
今回、色んなチョコレートのパッケージの裏面を見ていて、また新たに気になることが、、、
パプリカ色素、クチナシ色素、スピルリナ色素、青色1号、黄色4号、、、
そう、色をつけるための着色料ですね。
お菓子のような食品を含め、化粧品などの着色に使われているものですが、いったいどんな種類のものがあるのかちょっと調べてみました。
まず、着色料は、大きく天然着色料と合成着色料に分けられるようです。
天然着色料は、文字通り原料は天然由来で、クチナシや紅花、抹茶など天然素材から取れる色素を利用しています。合成着色料は、タール色素ともいわれ、石油を原料にしたものが多いようです。
天然に比べ、より鮮やかに発色するのが特徴のようです。
鮮やかな水色が特徴のかき氷のブルーハワイなどには、青色1号という合成着色料が使われているそうです。天然着色料では出せない色なんですね。子どものころ、なぜかこの色に惹かれて、よく食べたことを思い出しました。舌が真っ青!
商品によっては、パッケージに「合成着色料不使用」などと書いているものもあり、合成は、体に悪いのだろうかと思ってしまうマイナスのイメージもありますが、きちんと科学的根拠に基づいて安全性が確かめられたものだけが、合成着色料として認められているとのことです。
天然=安全 と、ついつい思ってしまうことあるので、惑わされてないようにしないと、、、、
次に天然色素を色別に調べてみました。
「ベニバナ色素」がよく使われているようです。名前に「ベニ」がつきますしね。。。キク科のベニバナの花の部分から、色素を抽出します。チョコレートやキャンディ、アイスクリームなどによく利用されているようです。
あの赤はベニバナだったのかもしれませんね。
こちらは、ニンジンやオレンジ、トマト、パプリカなどの野菜や、クチナシの果実などから作られています。パプリカは、バターやチーズに、クチナシは漬物や酢の物の着色に昔から利用されているようです。
参照元:https://www.toyo-chem.com/ja/products/natural/liofleshcolor/colorants.html
ドクターズファーマシー・プレミアムリジン
こちらは、緑藻で有名なクロレラなどから抽出しているようです。茶そばや蒲鉾などの着色に使われているいるとのこと。お茶の緑色じゃなかったとは!
代表的なものは「イカスミ」だそうです。
たしかに真っ黒だし、イカスミパスタもあるし、安全性はまったく問題なさそうですね。変色もしにくく、耐熱性や耐光性にも優れているそうです。
食べ物の色は、食欲にも影響を与えたりすることがありますし、着色料は気がつかないところで色々役に立っているんですね。
ということで、オランダ屋でした。ではまた!
オーガニッククロレラ(Kiki-Health)